開業祝いに絵画をギフト・プレゼント・贈答
これから新規に事業を始めようとする場合、あるいは内装外装を一新し、改装開業する場合、
その当事者やお店と取引関係にある業者や友人、親類からはその事業の前途を祝しお祝いの品を贈ることとされています。
贈る時期については、少し思案すること。
新規に開業するがゆえ開店準備から開店当日に至る日まで雑多な作業で忙殺されることが予想されます。
したがって直接持ち込みの場合は当日に、できればお客さんの数が少なくなる時間を見計らって渡すとよいでしょう。
また送る場合は開店後日に、余裕あるタイミングを指定し配送すること、都合の良い日を直接聞いておくのも一つの手段ですね。
開業祝いに贈る品としては花が無難なものとされています。
しかし無難さがゆえに多くの人から花が届けられるのも当事者にしてみたら困りもの。
特に香りがきつかったり。色の主張が強すぎて置き場所に悩んだりする事業主さんも少なくありません。
どのようなものを贈ると先方が喜んでくれるか、相手の立場になって考える視点が不可欠です。
縁故の深さにもよるでしょうが、実は絵画が割と開業祝いの品としては実用的だったりします。
もちろんその店の雰囲気や営むその業種にあった絵画を選ぶ必要性はあるでしょうが、
そのお店にぴったりはまった絵画が飾られることで一層そのオフィスの運気や華やかさが増して、
社員さんのモチベーションにも火がつくことでしょう。
暗いものより明るいものを、シュルレアリスム的抽象絵画よりは荘厳で圧倒的な迫力を備えるルネサンス期の絵画を。
それぞれの部屋の用途に応じて飾るべき絵画を選択してくださいね。
なお、落ちるを想像するものは開業祝いに係る忌み言葉ですので、それに類する絵画を贈ることは避けましょう。