絵画はなぜ高い?
「絵画は高い」そう思い込んでいる人は多いようです。
インテリアとして楽しむための絵画を購入したいのなら、
必ずしもただ高い絵を購入する必要はないのです。
しかし、画廊では、安い価格の絵を購入しようと思っても、
「将来価値の上がる絵」と言って高価な絵画をすすめられることもあります。
画廊の人は、「絵の専門家」です。
だからと言って
「専門家の言うことならば正しいだろう」と言われるがままの価格で
買ってしまうのは正しい選択ではありません。
画廊には専門的な知識があり、
買い手は知識を持たないため専門家の言うことを
鵜呑みにしてしまう・・・。
このように情報が片側にしかない状態を
「情報の非対称性」と言いますが、この状態では、
買い手にとって圧倒的に不利な状態なのです。
中には、「将来価値が上がる」と吹き込まれ、
無名の作家の作品を実際の価値以上の
高値で購入してしまったというケースも後を絶ちません。
インテリアとして趣味に合う絵を購入すれば良いのです。