オルセー美術館の有名絵画・複製絵画
フランスのパリにある国立のオルセー美術館。元々万国博覧会のために建設されたオルセー駅の 駅舎兼ホテルでした。しかし用途不便から年々その建物の施設を縮小していき、取り壊しの話も浮上する中、その活用法を模索していたフランス政府が1986年にオルセー美術館として開館にこぎつけました。美術館とはいえ駅のホームを連想させる東西に長くのびた建物にきらびやかに装飾された天窓が設立当初のオルセー駅舎の名残を感じさせてくれます。
オルセー美術館は2フロアで構成されており、1階に印象派の作品を、2階に自然主義やアールヌーボの作品を展示しています。収蔵品は個人からの寄贈というよりは同市内にあるルーヴル美術館やジュウ・ド・ポウム印象派美術館から作品を収集しているようです。それらコレクションは特に2月革命の1948年から第一次世界大戦が始まった1914年までのものに限定され、主に印象派やその前後の美術作品を多く展示していることが特徴といえるでしょう。またゴーギャンの「タヒチの女たち」、マネの「オランピア」、ミレーの「落穂拾い」などの著名な作品散見され、オルセー美術館の代表的な作品となっています。
入場料は8ユーロ。しかし毎月第一日曜は無料で開放されています。
美術館の有名絵画
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