リビングに絵画があると、その部屋の空気が全然違いますよね。
品があってセンスが良く、見た人の気持ちを明るくするような、そんな絵が飾れたら最高です。

しかし、リビングに飾る絵画を購入する際は、自分や家族の好みはもちろん、来客の目に留まるということも考慮して飾る絵画を選ばなければなりません。
どんなに自分が好きな絵でも、あまりにも暗い内容の絵やエキセントリックな絵は、自分は好ましいと思ってもお客様や家族を不快な気持ちにさせてしまうことがあります。

また、日常的に出入りする空間なので、出来れば室内のインテリアとマッチするような絵画を購入するのが好ましいです。 サイズや雰囲気、額縁のデザインなども考慮したいポイントです。

一般的に日本では、個人宅のリビングに飾る絵画は、大きすぎず、やや明るめの色調で、あまり個性が強くないものが良いとされているのですが、これは、リビングが、寝室や書斎と違い複数の人間が日常的に利用する場で、あまりに個性の強い絵は、一部の人間に支持されても、逆の嗜好の人間に否定的な感情を抱かせてしまうからです。 無難なものは、爽やかな風景画や花などの静物画です。
逆を言えば、来客に自分の個性を主張したい場合や、そのリビングを自分と趣味の近い人間しか利用しない場合であれば、個性的な絵画を飾っても問題が無いわけです。

また、開業祝いとして絵画を購入して贈る際にも、同様の観点で絵画を選ぶと失敗しにくいと言われています。

開業祝の場合は、その施設を利用する沢山の人の目に留まることになりますので、プレゼントする相手が特別個性的なものが好きな場合を除き、上記に添って絵画を選んで購入すると無難です。
折角の贈り物ですから、喜んで飾って貰いたいですね。

リビングにおすすめの絵画を選ぶ際の重要なポイントは色です。鮮やかなブルーや赤を基調とした作品か、モノクロの落ち着いたイメージの作品を選ぶ事をおすすめします。

リビングにある家具の色や、壁の色をベースに考え、インテリアの一つとしてどのような絵画が良いか検討しましょう。アメリカでもリビングに飾る絵画は部屋のメインとなる絵画です。

玄関や階段に飾るアートではなく、自宅のメインとなるような大きく迫力のある絵画を選びましょう。お気に入りの絵画をぜひ飾って下さい。