20世紀を代表する画家、マティスの有名な作品「王の悲しみ」は、その独創的な絵がかれ方や伝統的な題材が混ざり合った作品です。聖書のサウル王の悲しみとそれを慰めるダビデの姿が描かれており、一見するとどう見ても派手なカラーリングは、実は切り絵の技法が使われています。そのため、美しいカラーと彼独自の視点から描かれたものがはっきりとしているのです。美しさとカラーのコントラストによって、お子さんでもわかりやすい絵の面白さが表現されており、子供部屋に掲げるのもオススメできます。また、子供だけではなく、喫茶店などの大人がくつろげるスポットでも目に鮮やかで見やすく、わかりやすい元気を与えてくれる不思議な印象の絵となっています。