サルバドールダリの「牡牛の頭」は、牡牛の頭部だけをダイナミックな色合いで描いた迫力ある作品です。タイトルを知らなければ、何が描かれているのか直ぐには分からないかもしれません。ですが、色の組み合わせやダイナミックな描き方を目の前にするだけでも、十分にアートが感じられるいきいきとしたエネルギーを感じる作品です。タイトルを見て絵を眺めれば、牡牛の頭や鼻、耳、角などが自然と目に入ってくるのではないでしょうか。荒々しく勇壮な牡牛の様子を、迫力ある構図と迫力ある色で表現した作品です。黄金に近いブラウンに深いグリーンや深いレッドが配されたデザインは、とても趣きがあって美しく、リビングや大広間などに飾ると部屋の雰囲気がゴージャスになります。