マティスの有名な絵画「マグノリアのある静物」は、色のコントラストだけではなく、置いてある静物の配置のユーモラスささえも感じさせられます。木蓮や泰山木の総称であるマグノリアの花を一輪飾り、その後ろになぜか鍋を配置いているため、平面的な中にもどこか遊び心を感じさせるのです。作品全体のカラーが赤と緑という相反する色でありながら調和が取れているので、見ているものに自然な形で元気と活力を分けてくれます。ご自宅のリビングや食堂に飾っておくのもいいですし、レストランなどの入り口に飾っても映える作品です。飾ってある作品に元気を分けてもらい、食欲増進にも一役買えることでしょう。派手な色彩でありながら、主張しすぎることのない作品です。