ゴッホといえば、ひまわりの絵が有名ですが、実は1つだけではありません。11もの作品でひまわりを描いたといわれ、そのうち6作品が現存していますこの絵はゴッホが好んで描いたというひまわりシリーズの4番目の作品であり、ゴッホ自身も気に入っていたといわれる作品です。実物はロンドンのナショナルギャラリーに収蔵されており、世界中から多くの見学客が訪れるなどその人気と評価はとどまるところをしりません。ひまわりというと、鮮やかな黄色と元気な花のイメージがありますが、この作品では落ち着いた黄色を用い、しかも、ひまわりは既に咲き終わりの時期を描いています。この独特な作風こそ、ゴッホらしさといえ、夏場はもちろん、季節を問わず飾りたくなる作品に仕上がっています。