トーマスマックナイトの「イージアンコーブ」は、白と青を基調に描かれた作品です。海沿いに建つ白壁の家と石畳の道、その奥にある青い海が広がっています。まるで自分がその家に住んでいるような不思議な感覚に吸い込まれる上、海の色の青と、空の青の使い分けが涼しさを感じさせるでしょう。また差し色として、植物の緑色が使われていて、植木鉢の茶色も良いアクセントなり、絵画の引き締め役になっています。建物の中に置かれた椅子の上には、黄色の品が置かれている様子も描かれているので、全体的に色彩豊かな作品だといえるでしょう。山や岩場や植物など、丸みをおびた物が多く描かれているので、リビングやオフィスに飾ることで癒しの空間を演出することが可能です。