サルバドールダリの「La Ciudad de los Cajones」は、人間の上半身を引き出しにしてしまうという斬新なアイディアのアート作品です。この作品を見て、なるほどそんな発想もあったかと興味深く思う人がいると思います。人間の脳には記憶する引き出しがあると言われることがありますが、人間の器官や臓器を引き出しに見立てる発想は非常に目新しくユニークです。ごつごつとした腕や手、筋肉質ながらもすらりと伸びた足、デッサン画ではありますが、全体を通じてアートを感じることができます。ユニークな発想の絵は飾っても楽しく、人の目を惹きます。モノトーンでまとめられた落ち着いた作品なので、お部屋のアクセントに素敵かもしれません。