ピカソのゲルニカは世界中の人々に周知されている作品の一つです。ゲルニカというのは、バスクという国にある町の名前です。1937年にドイツ軍によってこの町が空爆されました。町の大半がこの空爆によって破壊し、多くの死者がでるという悲劇を目のあたりにしたピカソは、この絵を描いたのです。この絵にはピカソや悲劇に合ったゲルニカに住む人々の強いメッセージが込められています。ゲルニカの絵には、人々の苦しみや戦争に対する恐れが描かれているのですが、逆に再生への強いメッセージや廃墟の中から生まれる希望の光も隠れているのではないでしょうか。この絵を鑑賞された方によっては受け取るメッセージも様々あることでしょう。モダンシックな色合いの絵ですので、近代的なインテリアにも合う作品です。