ミッシェルドラクロワの「AuMoulindeParis」という作品は、パリの街角の楽しい雰囲気を変に気取った雰囲気ではなく、普通の日常として取り入れた作品です。パリらしい鮮やかな青い扉が印象的な店先や、立ち話をしているご婦人、風船を欲しがる子供達がいたりと、パリの日常が自然に描かれています。全体的にはそれほど明るいタッチの作品ではないのですが、風船や花などに赤色がところどころに描かれていることにより、平凡な日常ながらも穏やかな楽しい雰囲気を出しています。派手な作品でないこともあり、飾る場所も選ばす、どのようなインテリアのご家庭でも気軽に飾っていただける作品です。日常的に見ても飽きず、子供がいるご家庭などにも似合う絵画だといえるでしょう。