花瓶に入った花が魅力のLa Dormeuse aux Fleursは、独特なタッチで描かれたマルクシャガールの代表作のひとつです。赤や黄色といった花の色彩は原色を使用しているためとても鮮やかで、シャガールが最も得意とする表現方法になります。この絵の特徴は、花瓶の中の花の真下に広がる街並みです。この街並みがあることで、まるで花瓶の花が一本の大木に咲いた花のように見えるのです。そして、その側で女性が横になっており、優雅な情景を写し出しています。これ一枚で多くの人の目を惹きインパクトがあるため、リビングや室内を華やかにしてくれること間違いありません。飾っておくだけで特別な雰囲気を味わうことができ、シャガールの繊細な描写に酔いしれることができるでしょう。