細部に魂を込めた芸術家 アルフォンスミュシャ
ミュシャ展の画集でわかるポスター作家としての芸術性の高さ
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アルフォンス・ミュシャはアールヌーヴォーの巨匠として世界中で愛されている画家です。 彼の名を一躍有名にしたのがパリにて作成した数多くのポスターです。 人気舞台女優サラ・ベルナールの美しい姿を写した宣伝画は多くの人の心を捉え、ポスターが単なる宣伝広告ではなく芸術にもなりうるのだということをはっきりと示したのです。 サラとの信頼関係は長く続き彼はサラと契約を結び更なる多くの傑作を生み出したのです。 その代表作が「ジスモンダ」です。 頭に花冠をつけたサラが錦糸の衣装を身にまとい、手に持った植物を見上げる堂々とした美しい作品です。 そのほかにも白い衣装がロマンチックな「椿姫」、黒いドレスが神秘的な「ロレンザッチオ」などサラ・ベルナールを題材にして多くの傑作を生み出しました。 血のついたナイフを手に目を見開いた「メディア」も圧倒的な存在感を放っています。 |
細部にこだわる細やかなミュシャの芸術
| これらは美術館に飾るにふさわしいこまやかな仕上がりの芸術性の高いものになっているのです。 この画家は舞台衣装のデザイン画なども手がけてその才能をいかんなく発揮しています。 その緻密なデザイン画は彩り豊かで個性的で、女性を一番美しく見せるにはどのように演出したらいいかということを知り尽くしていたと言えるでしょう。 意外に知られていないのがミュシャがチェコ人でその作風がヴィザンティンの影響を受けているというところです。 ミュシャ展の作品を見ていると中心である人物像の周りを美しく彩るさまざまな装飾に目を奪われます。 東洋風の扇のような装飾だったり、細かいモザイクで覆われていたり、蔦のような美しい植物が装飾していたりと豊かな表現で中心の人物を引き立てています。 |
ビザンティン様式のデザインがミュシャに与えた影響
| これらはかれが小さい頃から親しんだビザンティン様式の教会などのモチーフからイメージを得ていると言われています。 そしてこの画家の画集は見ていても見飽きず、年齢男女問わず多くのファンがいることもよくわかります。 一般の芸術絵画よりも人物やモチーフがデフォルメされているのでわかりやすく親しみがわきやすいのです。 モチーフも美しい女性が多く、眺めているだけで幸せな気持ちになることから、絵画購入して部屋に飾りたいという要望もとても多い画家です。 人気があるのは美しいバストアップのブロンドの女性がタバコの煙を燻らす「ジョブ」や、ルビー、トパーズ、アメジスト、エメラルドを表した連作「宝石」などです。 彩り鮮やかで部屋を幸福な美しさで飾ってくれます。 |



























