キュビズムの創始者 ピカソが生みだす版画作品
 |
独創的な画風は、見るものを惹きつける強烈な個性として強調されるケースが多いが、こうした画風を引き出すための基本的な「型」の確立があってこその「型破り」な画風であると考える。
それが、わかりにくさにつながっている部分も否定はできないが、一枚の絵から連想されるストーリーは無限に広がりを見せ、見るものの楽しさを引き出す要因となっているように思える。
言わずと知れた、風変りな絵が印象的なピカソですが、私は昔に描いていた鉛筆画のようなモノクロの絵が好きです。普通のデッサンのような、簡単なタッチですが色づけされているものよりも部屋に飾った時に周りを邪魔せず、合わせやすい気がします。鳥が小さな葉をくわえて飛んでいる絵は有名だと思います。昔の絵は上手に描いているので、あえて変に描いているのだということがわかります。
|
 |
ピカソに関してですが、やはりキュビズムを創始した一人というのが個人的にはイメージが強く、絵画以外にも彫刻、版画、陶器など数多くの作品を制作しているところからやはり表現する事に生涯を捧げた人なのだなと強く思います。彼には青の時代や、ばら色の時代、アフリカ彫刻の時代、セザンヌ的キュビズム、など時代によって数多くの作風があり作風が極端に変わる画家としても有名ですが、やはり表現を追求したピカソならではの結果なのではと思います。シュルレアリスムのような無意識下を絵画として表現しようとしたことが私個人にはとても印象深く残っております。
|
 |
若い頃にアカデミックな絵画を卒業し、芸術とは何かを早くから追及した画家だという印象があります。彼の作品は、その時代時代の苦悩や、考え方、心の有り様など、芸術の原点を学ぶには非常に有用なものだと思います。少しでも彼の生きていた時代にいられたことは、驚きでもありました。社会に対する見方も見習いたいと思います。
若き日のデッサンはとてもやさしい絵で、才能がありあふれている絵である。そこからどのように試行錯誤したのかは知らないが、あの幾何学な絵や版画などの作品は興味をそそられるポイント満載でおもしろい。また、色彩もその幾何学さをうまくまとめるような色を使っていて、品があるのが良い。どこかの古い遺跡の壁に書かれているようにも見えて、おもしろい。
|