シカゴ美術館の有名絵画・複製絵画
1866年にシカゴ美術館の前身とされるシカゴアカデミーオブデザインが設立。しかし1871年の大火によって全焼してしまいます。その後8年の歳月を経て1879年にシカゴ・アカデミー・オブ・ファイン・アーツとして再生。この年がシカゴ美術館の起源とされています。シカゴ美術館はメトロポリタン美術館、ボストン美術館と並びアメリカ三大美術館の一つとして挙げられることが多く、そのコレクションは約30万点と非常に規模が大きいのが特徴。古代から現代までをもれなく網羅し、またそのジャンルもヨーロッパ美術、アジア、オセアニア、アフリカ系美術など幅広く収蔵されています。特にスーラーの「サンデーパーク」、グラント・ウッドの「アメリカン・ゴシック」、マチスの 「川での水浴」は極めて著名、シカゴ美術館を代表する美術品となっています。
シカゴ美術館は主に、個人コレクターの寄贈によってその収蔵するコレクションの数を増やしていき、同時に、改築、増築を繰り返してきました。1950年内装改善、1960年モートン・ウイングを設立、1988年ライス・ビルディングを設立、そして1993年にはアジア系のアート作品を展示するための建物を設立。この案件には日本の安藤忠雄が関わったことでも有名ですね。
入場料は大人18ドル。無料開放日は今まで火曜日だったのですが、不況ゆえか木曜の17時以降に限定されてしまいました。なおエントランス前に立つ二頭のライオンはシカゴ美術館のマスコット的存在となっています。
美術館の有名絵画
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